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減量・代謝改善手術は,栄養・運動・認知行動・薬物治療を含めた統合的な多職種チームによる肥満症治療の一環であり,
生涯にわたるフォローアップ体制が必須である.国内における安全で有効な減量・代謝改善手術を提供する体制はいまだ十分でなく,
今後ともすべてのこの治療を必要とする人々に届くように日本肥満症治療学会は体制の整備を進めていく.
第1章 肥満症の診療
1.肥満症および肥満2型糖尿病の診療の現状・考え方
2.統合的な肥満症治療における減量・代謝改善手術の意義・あり方
3.肥満症・肥満合併2型糖尿病に対するアドボカシー活動の重要性
第2章 手術導入要件と手術適応基準
1.2型糖尿病に対する減量・代謝改善手術の適応基準
2.減量・代謝改善手術導入におけるメンタルへルスの評価と 適応除外事項
3.減量・代謝改善手術導入の要件
4.減量・代謝改善手術の手術法
第3章 減量・代謝改善手術の効果予測と術式選択
1.減量・代謝改善手術の2型糖尿病改善に影響を与える因子
2.減量・代謝改善手術後の2型糖尿病の改善効果を予測するスコア
3.糖尿病寛解予測スコアを基にした手術術式選択
第4章 周術期管理とフォローアップ体制
1.術前管理
2.術中・術後管理
3.フォローアップ
発 行 |
コンパス出版局 |
監 修 |
日本肥満症治療学会、日本糖尿病学会、日本肥満学会
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編 集 |
日本人の肥満2型糖尿病患者に対する 減量・代謝改善手術の適応基準に関する3学会合同委員会
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仕 様 |
A4判 74ページ |
定 価 |
2,200円(税別) |
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