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市民講座

第36回日本肥満症治療学会学術集会
「肥満症治療の最前線-内科治療の進歩は?糖尿病にも効く肥満外科治療ってなに?-」

日時 2018年6月16日(土)12:00~13:00
場所 学術総合センター(一橋記念講堂)
東京都千代田区一ツ橋2-1-2

肥満は万病の元、糖尿病・高血圧・脂質異常症・高尿酸血症・睡眠時無呼吸症候群など数えればきりがなく、最近は癌の発生にも肥満が関わっていると言われています。WHOによれば肥満は過去最大の「世界の流行病(パンデミック)」の一つとされ、実際、1980~2015年に亘って世界195ヶ国の調査からは2015年における肥満人口は小児1億770万人・成人6億370万人と推測されています。肥満有病率は1980年から70ヶ国で倍増し、現在その他の国でも増加傾向にあるようです。大きな問題は小児肥満の増加率は多くの国で成人肥満の増加率より高く、今後とも肥満人口が増加する可能性があります。日本を含めたアジアの肥満率は必ずしも高くありませんが、軽度の肥満で糖尿病などの健康障害を合併しやすく、日本ではこのような健康障害を合併した肥満や健康障害を起こしやすい内臓脂肪が蓄積した肥満を病気と考え、肥満症と名付けて早期の治療をすすめています。
肥満の改善には食事療法・運動療法が基本で、世はダイエットブームが花盛り、この話題をテレビで見ない日はありませんが、その実行は必ずしも簡単ではないと感じられている方は多いでしょう。そこで、本公開講座では最新の肥満に対する内科的療法、さらに 最近 減量のみならず2型糖尿病の治療にも有効とされる肥満外科治療について、肥満治療に精通されているお二人のエキスパートをお呼びして話を伺う予定です。

第36回日本肥満症治療学会学術集会 会長
龍野一郎

プログラム

 参加申込書のダウンロード

申込方法:①郵便番号、②住所、③電話番号、④氏名(ふりがな)、⑤年齢、⑥職業、⑦質問事項(お尋ねになりたい先生のお名前を併記)をハガキ・FAX・メールのいずれかでお申込みください。

 

◆郵便はがき 
〒113-0033 東京都文京区本郷三丁目3番11号 NCKビル5階
(株)コンパス内「第36回日本肥満症治療学会学術集会」事務局
◆FAX
03-5840-6130
◆メール
2018_shimin@jsto.jp

 

【座長】
龍野一郎(東邦大学医療センター佐倉病院 糖尿病内分泌代謝センター)
細谷好則(自治医科大学 消化器一般外科)

【パネリスト】
浅原哲子(京都医療センター 臨床研究センター)
太田正之(大分大学 医学部消化器・小児外科学講座)

【協賛】
大塚製薬ニュートラシューティカル事業部
【後援】
日本医師会、日本看護協会、日本栄養士会