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第36回日本肥満症治療学会学術集会のお知らせ

第36回日本肥満症治療学会学術集会は盛会のうちに全日程を終了することができました。
ご参加、ご支援いただきました皆様に心より感謝申し上げます。


第36回日本肥満症治療学会学術集会

 

パンフレット

テーマ 統合された肥満症精密医療を目指して- Precision and integrated obesity medicine -
日時 2018年6月15日(金)、16日(土)
場所 学術総合センター(一橋記念講堂)
会長 龍野一郎(東邦大学医療センター佐倉病院糖尿病内分泌代謝センター)
副会長 細谷好則(自治医科大学外科学講座消化器外科)

プログラム

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 おしらせとお願い

「第36回日本肥満症治療学会学術集会」の開催にあたって

この度、第36回日本肥満症治療学会学術集会を2018年6月15日(金)、16日(土)の2日間、東京の学術総合センター(一橋記念講堂)で開催させていただく事になりました。本会の開催にあたっては白井理事長を始めとして理事、評議員、会員の皆様に多大なご支援をいただきましたことを心から感謝を申し上げます。
今回のテーマは「統合された肥満症精密治療を目指して-Precision and integrated obesity medicine-」といたしました。私共の学会の中心課題は肥満症、特に高度肥満症への肥満(代謝)外科治療を含めた栄養・運動・内科・精神(メンタル)治療による統合治療の確立にあります。
肥満症の病態には単一遺伝子疾患もありますが、多くは遺伝・胎児環境・食育を含めた家庭環境・社会環境・精神疾患・腸内細菌などが複合的にかかわっており、これを反映して高度肥満症において内科的治療で改善を見込める集団もあり、一方、万能と思われた肥満(代謝)外科治療に不応の集団が存在する事もわかってきました。これらの事は高度肥満症の治療にこそ、画一的でない、病態から個別化し、その上で様々な治療を統合した肥満症精密治療(Precision and integrated obesity medicine)が必要であると思われます。
本学術集会ではこのような観点から高度肥満をもたらす病態解明への最新の研究成果、これまで国内でも十分な取り組みではなかった小児高度肥満症と小児肥満外科治療、さらに肥満大国である米国での肥満症治療医の役割、国内における糖尿病に対する代謝手術の位置づけ、更に肥満外科治療に必須でありますより進化したチーム医療への取り組みなどに加えて、理事・評議員の先生方からご提案をいただきましたテーマも多く取り入れて、シンポジウム・教育講演・パネルデスカッション・ワークショップを準備中です。また、一般演題をポスターセッションとして公募し、抄録から選定された優秀演題候補を口演で審査し、初日の懇親会で最優秀賞、優秀賞を表彰したいと思っています。
本学会は医師(内科・外科・精神科など)、看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士、ソーシャルワーカーなど多くの職種が参加していることが、大きな特徴です。今回の学術集会を通して、一層連携を深めていきたいと思います。
会員の皆様とともに、我が国の肥満症治療の質の向上と発展の一助になる記憶に残る学会にしたいと思っております。
多くの皆様方の参加を心からお待ちいたしております。

第36回日本肥満症治療学会
学術集会 会長
龍野一郎
(東邦大学医療センター
佐倉病院
糖尿病内分泌代謝センター)

会場地図

学術総合センター(一橋記念講堂)
〒100-0003
東京都千代田区一ツ橋2-1-2

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